適時失策を喫した阪神佐藤輝明内野手(24)が再特訓を誓った。1点ビハインドの8回2死一塁。5番佐々木が放った三ゴロを前に出て捕球。しかし送球は一塁手大山のグラブ側にそれ、一気に走者生還。「もう練習するしかないので。頑張ります」と前を向いた。

沖縄キャンプでは計515分の特守を敢行。守備を磨いてきただけに、悔しいミスとなった。馬場内野守備走塁コーチは「ベースより前にいった打球に対して、ちゃんと腰を切って、こっち側(外野側)に投げようとしないと真ん中に飛ばない。前に行くという勢いがあるとどうしても」と要因を分析。続けて、「やり直し。練習ではうまくいっても試合で出ないと。本人は反省していると思うので、また練習していかないと」と再度練習でのレベルアップをうながした。