中日石川昂弥内野手(22)がオープン戦1号を左翼席に運んだ。6番三塁で先発出場。2回2死無走者で打席に立ち、阪神先発大竹の122キロチェンジアップを完璧にとらえた。「うまく残して打つことができました。なんとかスタンドに入ってくれてよかったです」とコメントした。

石川昂はここまでオープン戦7試合で22打席に立って1安打。14日の全体練習後には「めちゃくちゃ悪いわけじゃないのに、これだけ打ってない。感覚以上に何かが悪い。いろいろ考えてやっているけど、いつハマるか分からない」と苦しい胸の内を明かしていた。

昨季121試合に出場し13本塁打を放った。今春の沖縄キャンプは2軍読谷組で調整し、2月27日に1軍に合流。代表デビューした3月6日の欧州代表戦で2安打を放ったものの、オープン戦では結果が出ない日々が続き、立浪監督からは「(尻に火が)ついてもらわないと困る」とハッパをかけられていた。

【動画】待ち望んだ一発! 中日石川昂弥がOP戦1号弾 20打数1安打の不振を振り払う一撃

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