右肩肉離れからの復活を目指す阪神梅野隆太郎捕手(32)が、実戦復帰した。「2番捕手」でスタメン出場。3回で交代し2打数無安打だったが、第1打席は投ゴロながら鋭い打球を投手の足元にはじき返した。

「久しぶりの感覚で不安事もなく全然できたので、それが一番良かった。しっかり自分の状態を上げていきながら、常に向上心を持ってこれからもやっていきたい。ゲームでしか感じられないものをやれたし、自分自身の状態もね、嫌な感じもなく過ごせたのが、本当一番良かったです」

守備面でも3回2死一塁では、一塁走者の盗塁に対して二塁送球。セーフになりながらも、ワンバウンドで正確に送球。「あれは握れなかった。その後も嫌な感じもなく、全然普通だったので。多分問題はないかな、今の所は」と万全を強調した。

2月22日の沖縄・宜野座キャンプでシートノック後に右肩痛を訴え、以降は別メニュー調整を続けてきた。2月20日の練習試合、韓国・サムスン戦(宜野座)以来、31日ぶりの実戦となった。