あとはよく食べ、よく寝るだけです。開幕2戦目の30日ロッテ戦(ZOZOマリン)先発に内定している日本ハム加藤貴之投手(31)が、5回1安打無失点と、快投した。

57球と球数も少なく、9回100球未満で完封する“マダックス”ペース。シーズン最少四球記録保持者として、オープン戦3戦無四球で、開幕前最後の登板を締めた。

最速139キロのストレートに対し、最も遅かったのは85キロのスローカーブ。球速差54キロと緩急をつけDeNA打線を翻弄(ほんろう)した。最後の5回はわずか7球で料理。「テンポっていうのは監督も言っていること。自分のペースで投げられた」。2回には好フィールディングで併殺も記録。投球も送球も受け答えもテンポ良く、開幕までにやることは「しっかり寝て、しっかりご飯食べて。体調整えて頑張ります」。快食快眠でエネルギーを充電し、元気に、故郷千葉のマウンドに立つ。

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