開幕から2戦連続の完封勝ちの巨人が開幕3戦目の8回で今季初失点を喫した。40年阪神、96年近鉄の25イニング連続無失点の日本記録タイでストップした。

巨人は開幕戦となった29日に4-0、2戦目の30日は5-0で勝利。30日は先発戸郷が6回無失点。西舘、中川、大勢の新方程式で完封リレーを完成させた。31日は先発グリフィンが6回1/3無失点。7回1死一、三塁のピンチを2番手西舘が火消しして、バルドナード、堀田で完封リレー。開幕から2試合連続完封勝ちは41年の須田(スタルヒン)、沢村の2試合連続完封以来、83年ぶりだった。阿部監督は2戦目後に「バッテリーが我慢して先に点をあげなかったっていうのが一番だと思います。いつかは失点しますけど、なんとか最小失点でいけようにね」と話していた。

この日は移籍後初先発の高橋礼が6回まで無失点の好投。7回はバルドナードは無失点だったが、8回2死一、三塁から中川が森下に3ランを浴びた。

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