阪神佐藤輝明内野手(25)が、得意の床田撃ちで満員の甲子園を盛り上げる。9日の広島先発は左腕の床田。昨季は7打数4安打、打率5割7分1厘で2本塁打とした「お得意さん」だ。「しっかり対策していきます」と今季も準備に余念がない。映像などでのチェックを徹底し、イメージをつくってから打席に入る構えだ。

昨季は甲子園で球場別最多の13本塁打。チケットは前売り段階で完売状態で、満員が予想される一戦でアーチをかけたいところ。開幕3カード目のヤクルト戦3試合で2本塁打と上昇ムード。打率はいまだ1割4分7厘と低空飛行だが、本拠地の大声援を力に変えてみせる。「しっかり、まずは勝てるように頑張ります」ときっぱり。7日のヤクルト戦の8回には、自らの失策で失点につなげてしまった。ミスはバットで取り返すしかない。プロ4年目も甲子園をわかせる。

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