阪神熊谷敬宥内野手(28)が好機を演出するも、あと1本が出なかった。

2-2で同点の延長12回表。この試合阪神最後の攻撃だった。1死から左前打で出塁すると、すかさず次打者の初球で二盗に成功。中日立浪監督がリクエストを要求する微妙な判定も、鋭いスライディングでタッチよりも足を先にベースにつけた。

1死二塁で梅野隆太郎捕手(32)は空振り三振。その後、2死二塁となり、打者は小幡竜平内野手(23)。最後は中日松山のフォークに空振り三振を喫し、勝ち越し点を奪うことはできなかった。