ソフトバンクに新加入した育成外国人左腕、ダリオ・サルディ投手(18)が17日、堂々たる3軍デビューを飾った。

初の韓国遠征に同行し、斗山ベアーズ2軍相手に登板。2回1安打1失点ながら2三振を奪い、最速143キロを計測した。

同じ左腕、キューバ出身、育成入団だったモイネロは憧れの先輩。「モイネロ2世」との呼び声もあり、この日も本家を思わせる直球で見逃し三振、空振り三振を奪った。サルディは「彼(モイネロ)は追い込むのがすごく上手。有利なカウントにすることでアウトに取っているので。そういうところはすごくいいピッチャーだなと思います」と目を輝かせる。食事に行った際には「日本人バッターはすごくコンタクトしてくるのがうまい。そのあたりを意識しながら、簡単にストライクを取りに行くと打たれる。コントロールは大事だよ」と制球面での助言をもらったという

モイネロは今季から先発に回り、3試合で1勝1敗、防御率0・82の好成績。ファームにいるサルディも「めちゃくちゃいいと思うね!」と活躍を見守る。「自分も彼のようなピッチングができるように、これからもっとうまくなっていきたいね」と目標を再確認した。(利川市=只松憲)

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