中日が今季初の3連敗を喫した。先発大野雄大投手(35)が自己ワーストに迫る先発での2回途中6失点KO。中継ぎ陣も打ち込まれ、阪神戦では2014年4月2日(京セラドーム大阪)以来10年ぶりとなる15失点の屈辱となった。

甲子園に限れば04年7月17日以来。18日ヤクルト戦の柳、19日阪神戦のメヒアの先発陣が、序盤の大量失点で降板し、3連敗中は計18与四死球33失点と投壊が止まらない。17日にリーグトップだったチーム防御率1・74は、3・14に急降下した。

立浪監督も「ここ3試合で四球に絡んで失点する形が多い。投手にはもう一度、攻める気持ちで打者に向かって欲しい。そこを反省して明日は戦いたい」と肩を落とした。

阪神が0・5差の単独2位に浮上。21日の勝敗次第で、9日から守ってきた単独首位から陥落する。

中日大野(2回途中6失点KOで初黒星)「1回1/3で降板し、中継ぎにしわ寄せがいった。チームにも申し訳ない。『ストライク先行で勝負しよう』とミーティングで言われていたことができなかった」

中日山本(古巣阪神から2回同点の適時二塁打)「逆方向に意識はあった。先制されたすぐ後に追いつくことができて良かった」

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