阪神大山悠輔内野手(29)が22年6月17日DeNA戦(甲子園)以来となる、1試合複数本塁打を決めた。

まずは2回。今季初先発の門別啓人投手(19)が初回に4点を失った直後だった。先頭で巨人戸郷翔征投手(24)の2球目、高めのスライダーを左中間スタンドに運んだ。本塁打は19日の中日戦(甲子園)以来、10試合ぶり。ダイヤモンドを1周し、ベンチに戻ると、満面の笑みの門別とハイタッチした。

「先に点は取られてしまいましたが、まだまだ序盤ですし、ここからつないで粘り強く戦いたいと思います。次の打席もチームに貢献できるように頑張ります」とコメントした。

3-6の8回には巨人の4番手船迫大雅投手(27)の2球目だ。113キロの変化球を阪神ファンが待つ左翼スタンドへ3号ソロを運んだ。

大山の1試合複数本塁打は今季初で、自身10度目。この日は「長嶋茂雄デー」として開催され、虎の背番号「3」が敵地で豪快弾を見せつけた。

【関連記事】阪神ニュース一覧