頼れる大砲が帰ってきた。ロッテ山口航輝外野手(24)が今季1号となる先制の3ランを放った。

2回無死一、三塁のチャンスでソフトバンク先発・前田悠の変化球を左翼スタンドへ放り込んだ。24年4月23日以来の1発に「しびれました。最高です。これ以上ない」と喜びを語った。約2カ月ぶりの1軍合流で即先発に起用された大砲が、夕暮れのZOZOマリンに花火を打ち上げた。

この日は家族も球場で見守っていた。試合後に子どもと妻の姿をスタンドに見つけ、「子供の顔見るだけで、また頑張らなとも思いますし、癒やされる。今日ほんとにいいところ見せられてよかった」と家族の前で頼もしい姿を見せた。

長い2軍生活では葛藤もあった。「応援してくれる人いるかなとか。気持ち的に落ち込んでたっていうか、病んでた部分も少しある」と胸の内を明かした。しかし、そんな山口を迎えたのはファンからの大声援だった。「今日の声援は本当により大きく聞こえましたし、まだ多くの人が応援してくれてるんだなっていうのを実感しました。ここからファンの人のためにも頑張りたい」。山口の航海はまだ始まったばかりだ。【星夏穂】

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