阪神石井大智投手(28)がまたも無失点記録を継続した。味方打線が逆転に成功した直後の8回に登板。先頭の泉口に中前打で出塁を許したが、全く慌てることはなかった。
「野手が追いついてくれたので、なんとかこの試合は、中継ぎで落とすことはできないなと思ってマウンドに上がりました」
直後の3番岡本を三ゴロ併殺に打ち取って2死。最後は4番岸田を二ゴロに打ち取り、危なげなく打者3人で無失点に抑えた。それでも「先頭で(走者を)今日も出してしまったんですけど。出した結果というより、やっぱり出し方が悪かった」と反省を忘れなかった。
すでに日本新記録に到達した連続無失点試合数は、この日で45試合に伸びた。連続無失点イニングも44回に更新した。藤川監督が現役時代に記録した球団記録は47回2/3。優勝マジックとともに、石井の球団新記録も着実に近づいている。
この日は3者凡退に抑えた前夜に続く連投。2日続けての登板は8月8日、9日のヤクルト戦以来、約3週間ぶりだった。「あまり考えていなかったですけど。しっかり自分の仕事をするだけなので」。変わらず自分の役割を全うした。
この日で48登板目。長期ロードの続いた8月は月間12試合に登板した中、変わらない安定感を見せ続けてきた。防御率は前夜から変わらず0・19。歓喜の瞬間まで、ブルペンの中心に立って走り抜ける。【波部俊之介】



