楽天藤井聖投手(29)は「投げない勇気」を強調した。2年連続で先発ローテーションの一角を担った左腕は、スローペースで今オフは調整している。

投球練習に精力的に取り組んだ昨秋から一転し、肩や肘の回復にも気を配りながら来季に備える。「来年に向けて今年出た課題とちゃんと向き合って、そこを突き詰めていく感じで。ピッチングをバンバンやるよりかは、まずは基礎のところを固めて、1から基礎練習からやっていこうと思う」と力を込めた。

ブルペン投球の回数は例年よりも少なくなりそうだ。「来年のけがにつながるリスクもあるので。そこは勇気ある休養というか、勇気ある決断というか、(ブルペンに)入らないのも1つ勇気ではあるんで」と落ち着いた口調で話した。

昨季は自己最多&チームトップタイの11勝と飛躍したが、今季は22試合で6勝7敗、防御率3・20と納得の成績は残せなかった。「課題が出たことが収穫というか、このままじゃ通用しないと、あらためて気づかされた1年だった」と振り返った。

活躍した翌年ということもあり、相手の警戒心も強くなった。「結局、研究されたら打たれちゃったり、勝てないんで。それを上回る何かをつかまない限り、昨年以上の成績はない」と危機感を抱く。具体的な課題は「企業秘密なんで」と伏せたが「もっとより良くしなければいけない。全体的に」。あらゆる面でレベルアップを目指す。

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