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巨人の大砲候補、和田恋が捕手適性検査

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 巨人の未来の和製大砲が捕手に挑戦する。7日、原監督は、来季高卒2年目を迎える和田恋内野手(19)について「秋季キャンプでは捕手としての適性を見る。長所を伸ばしながら、短所を補うための捕手」と、期間限定で特殊性の高い位置に挑戦させることを明かした。

 高校通算55本塁打でリストの強さと柔らかさが同居する。監督が「将来、レギュラーを取ってほしい」と期待する星だ。一方で「長所、短所は今は言わない。侍は戦いの前に弱点を言わないもの」と成長への大きな壁があることを示した。本職は三塁手だが、今季の2軍戦では21失策。課題の重心の低さ、フットワークの向上を捕手の位置で身に付けることができる。

 和田恋は、この日の朝、原監督、岡崎2軍監督に捕手挑戦を告げられた。「驚いてビックリした。捕手は初めてです。前向きにやっていきたい」と初々しく意気込んだ。吉原バッテリーコーチのプロテクターなどを借り「似合っていますかね?」と照れながら、本格的に練習を開始。送球では、捕球から二塁到達までのタイムを計ったところ、ばらつきはあったが、最速1・78秒と、肩が強い小林の1・83秒を上回り非凡な才能を見せた。

 まずは期間限定だが、適性を認められれば、来春以降の本格転向の可能性もある。原監督は「巨人の80年の歴史の中で10年、一本立ちした捕手がどれだけいるか。秋季キャンプが終わった時にまた話そうと言ってある」。未来の正捕手の座は空位。来季から一塁転向の阿部も高2まで三塁手だった。和田の眠れる才能を呼び覚ます。【広重竜太郎】

 ◆和田恋(わだ・れん)1995年(平7)9月26日、高知・土佐町生まれ。高知高3年の春に、甲子園で済美・安楽から本塁打を放つなど高校通算55本塁打。13年ドラフト2位で巨人入団。今季2軍戦78試合に出場し打率2割、1本塁打、15打点。180センチ、80キロ。右投げ右打ち。

 ◆主な捕手転向

 09年9月4日巨人-ヤクルト戦の延長12回に巨人は捕手がいなくなり、当時内野手登録の木村拓也を起用した。このような急造捕手を除いた主な例では、大洋時代に内野手だった斉藤巧がロッテ移籍後の85年に転向(87年に捕手で73試合出場)。鹿児島実の三塁手だった内之倉隆志(ダイエー)は3年目の93年途中から転向。早大時代にリーグ33勝を挙げた織田淳哉投手(巨人)は2年目の96年5月から約2年、捕手に挑戦(投手に再転向)。02年センバツ優勝の報徳学園で遊撃手だった尾崎匡哉(日本ハム)は09年から本格転向し、10年に3試合、今季2試合に捕手で出場した。

 

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