SKE48の荒井優希(24)が、プロレスラーとして東京ドームのリングに立った。東京女子プロレス提供試合となった8人タッグマッチの先陣を切って登場。実力者たちに集中攻撃を受けたが、これを回避し流れを引き寄せた。終盤に再び登場すると、プリンセス・オブ・プリンセス王者の坂崎ユカに次々と技を浴びせ躍動。最後は坂崎に3カウントを奪われ、敗れたが、アイドルとは違った力強い姿でリングを沸かせた。

21年5月にプロレスデビュー。アイドル活動と並行しながら練習、試合と定期的に参戦。7月には5戦目でシングル初勝利をつかんだ。得意技の「Finally」(かかと落とし)の精度も上がり、21年プロレス大賞新人賞を受賞。昨年7月には赤井沙希と組んでプリンセスタッグに輝き、初のベルトを獲得。3度の防衛を果たすなど力をつけてきた。

まもなくデビュー2年を迎える東京女子で、注目度も上がってきた。同団体が東京ドームのリングに立つのは初。記念すべき試合で“プロレスラー荒井優希”の姿をノアのファンにしっかりと印象づけた。

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