米俳優ジョージ・クルーニー(54)が25日、東京・六本木で主演映画「トゥモローランド」(6月6日公開)のジャパンプレミアに出席した。

 昨年9月に再婚した英国人弁護士のアマル夫人(37)を伴って、レッドカーペットを練り歩いた。

 アマル夫人はゴールドのロングドレスというゴージャスないでたちだった。クルーニーは対照的に、胸元を開けた黒のシャツにダークカラーのジャケットという落ち着いた装い。愛妻の晴れ舞台で、まるで黒子役に徹するかのようだった。写真撮影では、アマル夫人の弟夫妻も呼び込み、4人で撮影するサービスぶりも見せた。

 イベントには、日本語吹き替え版でヒロインを演じた志田未来(22)も登壇した。9日にはロサンゼルスで行われたプレミアイベントに、着物姿で出席した。クルーニーとの初対面では、緊張して話し掛けることができなかったという。「今回は会話ができて、楽しい時間を過ごせました」。クルーニーからは「新星のような素晴らしい女優さん。一緒に映画に出たい」と、将来の共演を熱望され、うれしそうだった。

 この日は米女優ブリット・ロバートソン(25)英女優ラフィー・キャシディ(13)も登壇した。日米英の若手女優陣のそろい踏みに、クルーニーはご機嫌だった。志田に「私の声も担当してくれてありがとう。すばらしい仕事をしてくれたよ」とジョークを飛ばすと、集まった1500人のファンにも「この映画を見に行く方は、日本酒を1本いただけるそうです。ディズニー、ありがとう」と、ありもしないプレゼントの告知をし、関係者を混乱させていた。