板野友美(24)が18日、初主演のホラー映画「のぞきめ」(4月2日公開、三木康一郎監督)の大阪市内で先行上映会に出席した。

 板野は「とっても怖いです。みなさんおもらしをしないようにしてくださいね」と呼び掛けた。

 板野が舞台あいさつ中には、サプライズ演出もあった。

 板野の背後にあるスクリーンに「3、2、1、」と合図の数字が映し出され、最後は観客全員で「キャー!」。板野は両手で耳をふさぎ、舞台上で顔をひきつらせた。「背後から何か迫ってきたのかと…。脂汗が出ました」。

 映画の原作は作家三津田信三氏が本格ミステリ大賞を受賞した同名小説でテーマは「目」。板野はテレビ局の新人AD役を演じる。ある青年の怪死事件を取材するうちに怪奇現象に巻き込まれていく。13年「劇場版BAD BOYS J」以来3年ぶりの映画本格出演となる。

 すでに映画を観た板野は「おもらし? リアルに怖いですよ。『のぞきめ』は日常に起こるうる恐怖がテーマ。カーテンや換気扇とかいろいろな隙間からのぞかれている恐怖。実際にありえそうな話です」と恐怖シーンを思い出しながら背後を振り返った。