男性7人組ユニット超特急が10日、横浜市のパシフィコ横浜で、全国ツアー千秋楽公演を行った。14都市、16公演で3万5000人を動員したツアーのファイナルには、今ツアー最多の5000人のファンが集結。最新シングル「Yell」など、25曲を披露した。

 コンサートでは初めて、バンドを従えてのツアーだった。「スターダストLOVE TRAIN」のジャズ風アレンジなど、生演奏ならではの演出でファンを楽しませた。タカシ(19)は「いつもと違う超特急を楽しんで」と呼びかけた。

 12月に兵庫・神戸ワールド記念ホール、東京・代々木第1体育館でアリーナライブを行うことが発表された。7人は開演前、報道陣の囲み取材に出席。代々木公演の同月24日に21歳の誕生日を迎えるタクヤ(20)は「21歳の始まりが代々木ということで、すごくうれしい。頑張りますよ」と気合を入れていた。

 第2弾の写真集に加え、10月にはアルバムの発売も発表され、3つのサプライズにファンも大喜びだった。写真集はユニット名と映画「シベリア超特急」にかけて、ロシア・シベリアで撮影される。「シベリア-」について、カイ(21)は「正直、そんなに知らない」、リョウガ(21)も「昔、『超特急』で調べたら、検索で出てきた」と素直に返答。一方でユーキ(21)は「電車でしょう? 観光地でしょう? 寒いっすよね~。今は暖かいか」とあやふやな知識を披露し、メンバーから「知らないだろ!」と突っ込まれていた。