大ヒット映画シリーズ「アベンジャーズ」の主演俳優ロバート・ダウニー・Jr.(51)が、シリーズ3作目への復帰で1億ドル(約117億円)の出演料が支払われる可能性もあるとのうわさがささやかれている。

 内部関係者がニューヨーク・デイリー・ニューズ紙に明かしたところによると、ダウニーは映画関連グッズや製作会社マーベル・スタジオ関連の他の契約で、さらに2億ドル(約234億円)を稼ぐ可能性もあるという。

 昨年、2作目となる「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」が公開され、大成功を収めた同シリーズだが、3作目「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の製作予算は3億4000万ドル(約400億円)ともいわれている。

 内部関係者は、「マーベル側は、ダウニーがこの映画でファンをリードする、いわばクオーターバックであると知っている。新たなトニー・スターク役を見つけるとともに、ファンを満足させるのは不可能に近い挑戦だ」と話す。

 過去2度にわたりオスカーを受賞しているダウニーはすでに、「アイアンマン」シリーズ3作品に主演。「アベンジャーズ」シリーズ3作目は、2018年5月公開予定で、撮影は来年1月末、アトランタで開始予定という。スカーレット・ヨハンソン、クリス・ヘムズワースらの出演が決まっている。

 ダウニーの総資産は2億4000万ドル(約282億円)ともいわれているが、米経済紙フォーブスによると、昨年は総額8000万ドル(約94億円)を稼いだとされており、3年連続で同誌の「最も高収入の俳優」リストで首位となっている。(ニューヨーク=鹿目直子)