宝塚歌劇星組公演「スカーレット・ピンパーネル」(6月11日まで)が5日、東京宝塚劇場で幕を開けた。

 フランス革命時代の英国とフランスを舞台に、無実の貴族たちを命をかけて救出する謎の男たちの活躍を描いた冒険活劇。リーダーのパーシー役の紅ゆずるは「自分なりにパーシーはこういう人物かもしれないと、膨らませて、1本にまとめて演じた」。星組新トップコンビの紅、綺咲愛里の東京宝塚劇場お披露目公演となり、トップスターとして、最後に大きな羽根をつけて大階段を下りた感想を聞かれ、「何て美しいんだろうと思った。トップにならないと、この景色は見られない。毎日絶景を眺めています」と話した。