お笑いトリオのダチョウ倶楽部、タレント野呂佳代(33)が20日、映画「ハクソー・リッジ」(24日公開)の公開記念トークイベントに出席し、ジャニーズ事務所を離れることが決まった元SMAPの稲垣吾郎(43)草なぎ剛(42)香取慎吾(40)にダチョウ倶楽部加入の仰天プランを勧めた。

 報道陣から固有名詞を出さず、「芸能界でも事務所をやめて再出発する3人についてどう思いますか?」と聞かれると、肥後克広(54)が「(お笑いトリオの)東京03のこと?」とボケをかました。寺門ジモン(54)は「みんな頑張っていくから、いいんじゃないかな。(退社は)頑張っていくプロセスで、本人たちは目の前のことを頑張るしかない」とエールを送った。肥後が「最悪、ダチョウ倶楽部に入って6人になればいい」と提案すると、寺門は「6人だと、おでんの(アツアツ芸)が難しそう」と続き、肥後が「稲垣君のリアクションが下手そう」、再び寺門が「ワインを使ってやればいい」と、大乗り気で妄想をふくらませた。

 映画は第2次大戦中、戦地となった沖縄で武器を持つことを拒み、75人の命を救った衛生兵の実話をもとに描いた。寺門は「自分を貫き通す難しさを感じた。僕も肉とかクワガタとか、言い続けることによって認められるうれしさはあった」と、自分の趣味になぞらえて感心していた。