「インスタ映え」が、今年の「新語・流行語大賞」の年間大賞に選ばれるなど、写真共有アプリ「インスタグラム」が隆盛を極めている。
日本でのアクティブユーザーは2000万人を超えるといわれ、17日までに安倍晋三首相が公式アカウントを開設するなど、政治家をはじめ、芸能人にとっても情報を発信するツールとして定着してきている。
今月初め、AKB48グループが、米グアム政府観光局が同アプリを使った観光キャンペーンのイメージキャラクターに任命されたことを受けて、現地を訪れた。私も同行取材した。澄み切った青空に、透き通った海。トロピカルな飲食物に、街のあらゆる建物も鮮やかで、まさに「インスタ映え」するスポットにあふれていた。
旅行関係者によると、最近では、特に若い女性が海外旅行する動機の上位には「きれいな、かわいい写真が撮れる」ことが必ず入るというが、まさにグアムの街にも、デジカメやスマホで写真におさめまくる観光客があふれていた。
さて、記者も原稿を書くことが主でありながら、写真を撮ることも多い生業だ。普段、撮影する際に心掛けていることといえば、まさに「新聞映え」だろうか。基本的には、正対することと、見出しを含めたレイアウトを意識して撮ることが多い。新聞は、雑誌やネットに比べれば紙質(画質)で少々劣る部分はあるが、両者ではあり得ない大きさで、迫力ある写真を読者の皆さんにお届けできていると思う。
ただ感覚的には、それは「インスタ映え」とは違うのだろうとも思う。若者が新聞を読む機会が減っている中、もしかしたら写真が、新聞を購読してもらえるきっかけになるかもしれない…。今後は「新聞映えして、インスタ映えもする写真」を撮れるように、研究して頑張ってみようと思う。




