NHKの有働由美子アナウンサー(49)が、「あさイチ」で共演する同局解説委員でジャーナリストの柳沢秀夫氏に対する思いをつづった。

 有働アナは28日、柳沢氏とのツーショット写真を番組公式インスタグラムにアップし、「柳沢さんのことをダジャレ昭和オヤジ、と思っている方々、そんな一面も隠さず出してくれていたおやっさんですが、実は本当にすごい人です」と書き出した。

 「じゃーなりすと志望だった私のような者にとっては、超憧れの記者。沖縄、紛争地取材、ニュースキャスター、常に、弱い立場の人たちへの想いを忘れない姿勢。偉ぶらないし、私ごときが意見してもちゃんと耳を傾けてくれる」と人柄を紹介。番組の打ち合わせではMCのV6井ノ原快彦と3人で意見を遠慮なしにぶつけ合わせているといい、「そんなことができたのも、柳沢さんの懐の深さと見識の鋭さのおかげです」と敬意を表した。

 番組では「ヤナギー」の愛称で親しまれている柳沢氏。ダジャレをひんぱんに繰り出しては有働アナらからツッコミを入れられるのがおなじみとなっているが、「『やなぎさわさんっ!!』『おじさんっ!』と突っ込んでばかりでしたが、そのベースには、尊敬の塊の存在だってのが、ありました。みんなの中にも」と有働アナ。「柳沢さんがお父さんで、私がお姉さんで、イノッチが弟、なんか3人で会った瞬間に自然とそんな感じになれたのも、一家の大黒柱あってこそ。病を乗り越え、組織にも臆せず物言う姿、これからもお手本にし続けますので、ますますご活躍ください、先輩」とつづった。