林家たま平(23)が29日、東京・三越劇場で「二つ目昇進披露落語会」を行った。

 6歳から習う日舞で「三番叟(さんばそう)」を踊り、父で師匠の林家正蔵、叔父林家三平と並んだ「口上」では、三平が「我々兄弟より滑舌はいい」と言えば、正蔵は「未熟者ですが、大きくなるようにお引き立てを」と3本締めの音頭をとった。

 たま平は、祖父初代三平の十八番「反対車」を高座で何度も飛び上がっての熱演で、めでたい「妾馬」で締めくくった。