タレント武井壮(44)が、サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)解任を受け、「日本のチームの特色を活かした戦術を生み出してくれる監督がいい」と自身の考えを述べた。

 武井は9日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」に出演。W杯ロシア大会開幕まで約2カ月となる時期での監督解任には複雑な思いがありながらも、かねて日本人監督が選ばれない現状に疑問を投げかけていただけに、後任として日本協会の西野朗技術委員長(63)が新監督に決定したことを受け、「このタイミングでっていうのはありますけど、僕も日本人監督じゃいけないのかなってずっと思ってたんで。日本人の監督で、しっかり日本人の選手のことをよくわかって、言語も日本語で理解できて伝えられて、日本のチームの特色を活かした戦術を生み出してくれる監督がいいなと思っていた」と語った。

 武井は「海外に比べて日本の戦術はちょっと劣っているということがあるらしくて、それに合わせて世界の戦術を入れるんだけど、日本の選手はフィジカルが弱いから勝てないっていうんですよ」と、Jリーガーらサッカー関係者から聞いた話を紹介した上で、「じゃあ戦術を同じにしたって勝てないじゃないかって思うんで、だったら日本の得意な体をしっかり鍛えるとか、そういうところをしっかり重視して、ヨーロッパを打ち砕ける何か日本の素晴らしいものを生めばいいんじゃないかと思う」と私見を述べた。