松坂桃李(29)が15日、都内で、公開中の映画「娼年」(三浦大輔監督)の女性限定上映会で舞台あいさつを行った。

 松坂演じる娼夫(=娼年)の成長物語。ぬれ場中心の作品だけに、映画を見終わった女性たちから視線を浴びた松坂は、「ハードプレーですね。たまげたなあ」と口をポカン。

 この日、渋谷シネパレス、TOHOシネマズ新宿での上映が満席だと聞くと、「本当に満席なんですか? 『コナン』じゃなくて?」と驚きを隠せない様子。R指定の付いた作品のため、あまり番宣ができなかったというが、「今回は見ていただいた方の支えで、いろんな方に広がっているんだなと感じています」と、口コミの広がりを実感した様子だった。

 また「スタッフさんに聞いたところ、『コナン』と一緒に見る人が多いそうです。なぜだろうな」と、意外な情報も持ち出した。「ジャンル関係なく、いろんな層の人が見てくださるのがうれしい」と喜びつつ、「こっちは頭脳も体も大人の男が、いろんな事件に巻き込まれますけれども、それがコナンじゃないだけ、ってお話です」と話して笑わせた。