今月6日に乃木坂46を卒業した生駒里奈(22)が26日、東京・角川シネマ新宿で、X JAPANのギタリスト、故hideさん(享年33)のドキュメンタリー映画「HURRY GO ROUND」(石川智徹監督)の初日舞台あいさつにゲスト出席した。

 大ファンを公言する生駒は、胸に「hide」と入った私物ジャージーを着て登場。「10代の思春期のころは、朝のメーク中に(hideさんの曲を)聞いて心を静めてました。芸能活動に勇気を与えてくださった」と話した。好きになったきっかけは、hideさんのファンだったスタッフにアルバムを借りたり、乃木坂46が出演したフェス「氣志團万博」で、hideさんのフィルムライブを見たことだったという。 生駒は「ハマりました。作るものが新鮮で、ライブのMCに人間味があふれている。(乃木坂46の)ライブで自由にあおっていいよっていう時、hideさんっぽく歩いたりしてみた。自己満足ですけど」と明かした。

 リアルタイムでの活躍を知らない生駒は、観客に「ライブに行ったことある方はいらっしゃいますか?」と呼び掛け、手が挙がるのを見て「いいなあ。DVDを見てるだけでうわぁーってなるのに、生で見たなんて。生で見たら壊れちゃうんじゃないかと思う」と、本気でうらまやましがった。

 同作でナビゲーターを務めた俳優矢本悠馬(27)も「人生が豊かになるアーティスト」と、hideさんの魅力を語った。ほかにhideさんと共同プロデューサーを務めたI.N.Aが出席。