NHK連続テレビ小説「まんぷく」(月~土曜午前8時)のヒロイン安藤サクラ(33)と、次作「なつぞら」のヒロイン広瀬すず(20)が26日、東京・渋谷の同局で、恒例のバトンタッチセレモニーを行った。

来月1日スタートの「なつぞら」で奥原なつを演じる広瀬は「『まんぷく』のオープニングとともにスタジオに入る毎日です。大阪で今撮られているのかなと想像していました。お疲れさまでしたという気持ちです」と安藤をねぎらった。30日に最終回を迎える「まんぷく」で立花福子を演じる安藤は「ヒロインの気持ちはヒロインにしか分からないところがある。今まで100人以上ヒロインはいるから、パラパラと電話帳を開いて連絡くれたら、詳しいことは分からなくても頑張れくらいは言える」と笑顔でエール。「なつぞら」には夫の柄本佑(32)も出演しており「夫に聞いて、家の電話番号でも」と続け笑いを誘った。

バトンタッチを終えた心境を聞かれると、広瀬は「まだ『まんぷく』を見ていたいと思っていたけれど、やっと始まるんだと実感しました」としみじみ。安藤は「まんぷく」と「なつぞら」の時代設定が同じ戦後であることから、「あわよくば、福ちゃんもエキストラで出たい。通行人でもいいので」と出演をおねだり。「そんなことがあったら楽しそうじゃないですか? (次作は)100作目ですし!」と猛アピールしていた。

セレモニー恒例のプレゼント交換では、安藤から「まんぷく」に登場するまんぷくヌードルが、広瀬からは「なつぞら」の舞台、北海道の食材を使ったチーズパンが贈られた。