岡田准一(38)が22日、東京・銀座の丸の内ピカデリー1で、主演映画「ザ・ファブル」(江口カン監督)の公開記念舞台あいさつを行った。327館で公開され、配給の松竹によると、興収30億円を見込める好調なスタートを切った。

普通に生きることを命じられた伝説の殺し屋にちなんで、岡田、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕、佐藤浩市、宮川大輔らが、共演者の「普通じゃないエピソード」をトークした。

佐藤は「座長がミスター・ストイックだと周りが迷惑。アクションのからみがなくて良かった」、福士は「やっぱり准一さん。あんなに壁をスムーズに登る人はいない。一緒にお酒を飲ませてもらったんですけど、ずっと武士みたいに日本酒飲んでる」と、岡田の普通じゃないぶりを指摘。

岡田は福士の暴露に「辛口一献!」と応じたが、共演者も客席もシーンとしてしまい「ちょ、何言ってるか分かんない。大すべりした!」と苦笑いだった。

岡田は、佐藤がいつも気に掛けてくれることを感謝し「僕のことを准一って呼んでくださる大先輩。今日も『准一、人入ってるみたいだな。良かったな』って。かっこいい!! 普通じゃない。大先輩になってもそれができる」と話した。