今年2月に口腔(こうくう)がん、4月に食道がんの手術を受け闘病中の堀ちえみ(52)が17日、木曜レギュラーながら休演しているMBSテレビ「ちちんぷいぷい」(月~金曜午後1時55分=関西ローカル)の20周年ウイークを祝してメッセージを寄せ、「うるさいのが帰ってきますんで」と、番組復帰を約束した。

堀は病気の公表前だった今年2月14日に同番組に生出演して以来、休演中だが、番組スタート時から携わっているだけに愛着が強い。「毎週末、生放送に出演するのが、私の長年のローテーションでした」と思いを語った。

「20年間にわたり携わっているスタッフの皆さん、1人1人を思い浮かべると、こみあげるものがあります」とも言い、視聴者にも「何よりも感謝です」と伝えた。

同時に、木曜レギュラーで、故河島英五さんを通じて数十年の親交がある落語家桂南光(67)に「長らくお休みさせていただいていますが、情報はきっちり入ってきております」と“宣戦布告”。「南光師匠、生放送の2時間に慣れてきて、やりたい放題していると小耳にはさみました」とたしなめ「毎日(仕事復帰に向け)リハビリに励んでいますので、油断していられるのも今のうちですよ」と、番組復帰への強い意志を示した。

「うるさいのが、帰ってきますんで」と続け「今まで通りのあたたかい『ちちんぷいぷい』に出演できる日を楽しみにしております」と、古巣復帰へ向けて励む日々だと強調も。

この堀のメッセージに、定期的に連絡をとっている南光は、堀の体調について「元気ですよ」と紹介。同じく木曜レギュラーのピーコ(74)もメール交換を重ねており、堀から「早く(番組に)出たい」と返信があったことを明かした。

堀は10月3日にブログを更新し、21日に扶桑社から発売される著書「Stege For~」のPRも兼ねたパーティーに出席したことを書き込み、術後初の公の場に「感無量でした」。その席上で、メディア取材も受け「拙いしゃべりに耳を傾けていただき、本当にありがとうございました」と感謝の思いもつづっていた。