SKE48須田亜香里(27)元都知事舛添要一氏(70)が21日、都内で、「ニッポンのおじさん総活躍社会プロジェクト発足式」に出席した。

同プロジェクトは須田の発案で発足。「アカリクリニック」と命名された。握手会に訪れるおじさんファンが「気にしなくてもいいことを気にして自信をなくしている方が多い」と分析。「おじさんに自信を持っていただくことで未来が明るくなるので、一緒に寄り添っていけたらいいなと思いました」と説明した。舛添氏は後見人として登壇した。

須田は“釣り師”と呼ばれる握手で舛添氏をデレデレにした。また、この日発表されたプロジェクト第1弾となるスカルプヘアローション「アカリアップ」で舛添氏の頭皮マッサージを行い、骨抜きにした。須田は「初めておじさんの頭皮マッサージをしましたが、舛添さん、すごく柔らかいです!」とほほ笑んだ。舛添氏は「(髪の毛の)後退がここで止まってくれそう。“はげ”まされました」と冗談を絡めて話した。

須田は「若い世代は草食系男子が多くなっていますが、私は肉食系が好き!」と宣言。また、「おじさんだからとか、髪が少ないとかを気にしてる人が多いけど、女性は気にしていません。そういうことを気にして悩んでいる姿が良くないので、自信を持って欲しいです」と発起人として世のおじさんたちにメッセージを贈った。

SKE48はラグビーワールドカップの開催都市特別サポーターとして活動してきた。須田はスコットランド戦のパブリックビューイングイベントに参加した。昨日の日本敗戦について「負けはしましたが、応援する一体感の楽しさとか、それ以上の価値があるものだと思います」と話した。

また舛添氏は、東京五輪マラソン競技の突然の札幌開催案発表について、「東京は悔しいだろうけど、アスリートファーストという面では良かったと思う」と話した。「IOCはGHQと同じで最高司令部。そこから命令が下ればね。水戸黄門の印籠みたいなものです」と持論を展開した。「その印籠を出すことを前もって知らせてもらえなかったことが問題」とした。