俳優桜田通(28)が7日、都内で、セカンド写真集「The 27 Club」の発売記念イベントを開催した。

タイトルの「27 Club」は、ブライアン・ジョーンズやジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリスンら27歳で死去した一流のミュージシャンやスターたちを指し、一部で都市伝説的に語られている。桜田は「小さい頃にこの言葉を知って、自分もそれに入るのかなって思っていました。でも、今日無事に28歳を迎えられて、自分は違ったんだなと思っています」と切り出し、「確かに、何かを成し遂げたわけでも、すごく影響を与えたわけでもない。納得はしています」と淡々と語った。

この日が28歳の誕生日。サプライズで、写真集の表紙をプリントしたバースデーケーキが渡された。「タイトルが27で、『28』という数字が飾ってあるのは切ないですね」とほほえんだ。「27歳は、全部の記憶がすごくちゃんとあるんですよ。それだけ濃かったんだと思う」と振り返った。

28歳の抱負を聞かれ、「このタイトルは、27歳までの自分に一区切りつけて、自分で自分を殺すじゃないですけど、また新しく人生をスタートする気持ちでつけました。今までの人生でいいこともいやなこともあったけど、それをなぞって保守的になるのではなく、新鮮な気持ちでいろいろなものに出会っていきたいです」と答えた。