女芸人日本一決定戦「THE W」決勝が9日、都内で行われた。17年1月結成のお笑いトリオ、3時のヒロインが、Aブロックを勝ち抜いて優勝決定戦進出を決めた。

627組のエントリーから決勝進出の10組が、5組ずつA、Bブロックに別れた。視聴者投票と審査員6人の7票で、それぞれ勝ち抜き戦を行った。

Aブロック1番手のピン芸人、そのこ(38)が、2番手のコンビ、にぼしいわしを破って、まず勝ち抜き。その後は3番手のコンビ、123☆45(イズミヨーコ)、4番手のコンビ、ハルカラが勝ち抜き。最後の5番手に登場した3時のヒロインが、6対1の圧勝でハルカラを破って、優勝決定戦進出を決めた。

3時のヒロインは福田麻貴(31)が朝ドラヒロインを演じ、ゆめっち(25)とかなで(27)が意地悪な親戚を演じるコントで笑いを集めた。

審査員のお笑いコンビ、ハイヒールのリンゴ(58)は「つかみ、ネタ、オチは(ハルカラと)互角。次も見たいというのが、3時のヒロインだった。会場との一体感があった」と評した。