女優加藤理恵(34)が14日、東京・渋谷のユーロスペースで、映画「ツングースカ・バタフライ -サキとマリの物語-」(野火明監督)の初日舞台あいさつに出席した。

勤めていた工場を自主解雇になった主人公サキと、心を通わせる少女マリの母親役。特殊詐欺グループのワナにはまるシングルマザー役に挑戦した。

加藤は「母親の自覚と娘への愛情、そして女としての欲望。そのバランスをどう表現するかが難しかったです。私は未婚のため、結婚している友人を観察して、演技のヒントにしました」と話した。

“カトリエ”の愛称を持つ加藤は日本人の父、日系ブラジル人の母を持ち、サッカーの4級審判員の資格を持つ。7歳で子役デビュー、05年には「ミスマガジン」の読者特別賞を受賞。今年11月に11年ぶりにグラビアに登場して、雑誌「FLASH」で、大胆な“透けボディー”を披露した。