NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の9日に放送された第9回の平均視聴率が19.1%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は初回の21・2%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、関内音(清水香帆)は突然、父の安隆(光石研)が事故に巻き込まれたことを聞かされる。大阪で子どもを助けようとして電車にはねられ亡くなったのだ。悲しみに涙を流す家族。それでも母光子(薬師丸ひろ子)は夫に代わって関内馬具店を続けることを決心する。しかし、今まで協力してくれた物流業の打越金助(平田満)は、態度を変えて光子に言い寄ってくる。さらに陸軍との契約も切られそうになり、職人が辞めてしまい、関内家はピンチを迎える。