東方神起が24日、オンラインライブ「Beyond LIVE」を行った。

「Beyond LIVE」は、所属するSMエンターテインメントとNAVER社がタッグを組んだサービスで、AR合成技術などを駆使した世界初の試みとなる“オンライン適合型コンサート”。韓国から動画配信サービス「NAVER V LIVE」を通じて生配信され、約2時間半、世界中のファンが公演を楽しんだ。

ヒット曲「呪文-MIROTIC」でスタートさせると、「Before U Go」「Why?(Keep Your Head Down)」などを次々と披露。「明日は来るから」は日本語で披露するなど、14曲で魅了した。

ユンホは日本語で「4月に日本での公演ができなくて残念でしたが、皆さんとお会いできるのを楽しみにしていました」。今年は日本デビュー15周年の節目でもあり、チャンミンは「たくさんの方に祝ってもらえてうれしいです」と笑顔を見せ、英語や中国語、タイ語などでもあいさつした。

この日のライブでは、オンラインならではの試みも行った。事前抽選で選ばれたファンは、まるで会場にいるかのように、ステージ周りのLED画面に映し出され、中盤では4人のファンが、東方神起の2人とビデオトークを行った。日本のファンからの「ライブ前にするルーティンは?」との質問に、ユンホは「いつも大事な仕事の前は冷たいシャワーを浴びます」と明かすと、ファンからも歓声が上がった。

さらにライブ中も好きなアングルを視聴者が選択できたり、英語、日本語、スペイン語、ドイツ語などの字幕も選択できるなど、世界のファンが楽しめる仕掛けが用意された。チャンミンは「(ライブのように)同じ空間にいられないのは残念だけど、こうして同じ時間を過ごせて幸せ」と新たな試みを振り返った。

同サービスでは、今月31日にSUPER JUNIORがオンラインライブを開催する。