女優池田エライザ(24)が初監督した映画「夏、至るころ」(今年公開予定)が、今月25日から開催される「第23回上海国際映画祭」に正式招待されたことが22日、明らかになった。
同作品は、福岡・田川市を舞台に、緑あふれる故郷の山々に抱かれながら、友情を育んできた男子高校生の翔(倉悠貴)と泰我(石内呂依)が、夏祭りを前に初めて自分の人生と向き合い、それぞれの一歩を選びとるという青春物語だ。
アジア最大規模の同映画祭で、今回は「インターナショナル・パノラマ部門」で上映される。中国では、新型コロナウイルスの影響で1月23日閉鎖されていた映画館も、今月20日から再開されているという。渡航できないため、池田は映画祭のファンに向けてビデオメッセージを送る予定という。
初の監督作品にして、海外映画祭の招待を受けた池田は「夢を抱けない人、夢を抱く人、本当の夢に向き合えない人、すでに夢破れた人。さまざまな情報が行き交うこの世の中で、夢を抱くということはとても難しい。その思いを胸に、スタッフ一同、誠心誠意向き合い続けた作品が日本を飛び出してさまざまな方々に見ていただけるということが心からうれしいです。セミの声に、太鼓の音に、彼、彼女らの声に、どうか全身をゆだねて、穏やかな気持ちで見ていただければ幸いです」とコメント。
同映画祭の徐昊辰プログラム・アドバイザーは「デビュー作とは思えないほど、少年たちの感情が繊細に描かれている。そして彼らの自由に生きる姿は、このコロナ禍のなか、改めていろいろと考えさせられる。中国でもぜひ公開してほしい!」と話している。



