NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の20日に放送された第97話の平均視聴率が16・0%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は65話の18・9%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、千代に間違いを犯したこと認め頭を下げる一平(成田凌)。千代は冷静さを失い、その場が修羅場と化した。家を出た千代は岡富にいるシズ(篠原涼子)に相談すると「離縁しなはれ」と言われた。翌日、新喜劇の練習でも2人の間にはギクシャクした感じに。その夜、体調を崩し養生していた大山社長が千代の元に現れた。そして一平が灯子(小西はる)に魔が差したのは新作が書けない苦しさだと明かそうとしたが、千代もそのことを感じており「何があっても芝居だけはちゃんとやりますさかい、安心して下さい」と伝えた。いろいろと考えた末、千代は一番心配していた灯子と、許すならまた一緒に芝居がしたいと、みつえに話した。翌日、3人で話をしようと千代は一平を連れて灯子の家までやってくると、家から医者が出てきた。その医者から灯子は体調を崩し、ややこができたことを知らされた。言葉を失った千代と一平は、灯子に会わずに家に帰ってきた。すると千代は怒りに震えながら一平に「そのアホ面、二度と見せんといて。灯子のところでもどこへでも行きなはったらよろし、さっさと消えて」と家から追い出した。