NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第83話が28日に放送された。モモケン(尾上菊之助)と父、モモケンと虚無蔵(松重豊)の因縁が明らかになり、反響を呼んだ。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、いよいよ迎えた「妖術七変化!隠れ里の決闘」の敵役オーディション当日。大部屋俳優の五十嵐(本郷奏多)と虚無蔵は、ペアで殺陣を披露することに。ひなた(川栄李奈)も、謎の振付師・サンタ(濱田岳)とともにオーディションの様子を見守る。見事な殺陣を披露する2人だが、突然、審査員席に座っていたモモケンが立ち上がり、虚無蔵に手合わせを申し出る。そしてついにモモケンと虚無蔵、2人の因縁の真相が明らかになる。

20年前、サンタはモモケンに親子の気持ちを語っていた。「許しとるようで、許しとらん。許しとらんようで、許しとる」と話した。父初代桃山剣之介は、敵役左近に無名の虚無蔵を起用したが、それは息子の団五郎にいずれ黍之丞役をやってほしかったという気持ちもあったのではないか、とサンタは言う。

そしてモモケンと虚無蔵は圧巻の殺陣を見せる。それでもモモケンは「左近はあんたじゃダメなんだ」と虚無蔵に話す。「私の左近を探さないといけない。あんたに頼っていたんじゃ父は超えられない」と虚無蔵を認めていたのだ。今まで本当の気持ちを語ってこなかったのは「私はスターですよ。大部屋になんて軽々しく声掛けません」と明かす。

迫力の殺陣とあいまって「月曜から神回」「今日のカムカムは凄すぎる」「モモケン親子と虚無蔵の確執→和解を転機に、物語全体が過去の解決に向かい始めたように感じる週明け。その鍵となるのは算太で間違いなさそう」「今日のこの15分が、最高の最大の見せ場だった。尾上菊之助と松重豊。朝ドラ史上に残る名シーン」「見事な殺陣。モモケン父子の葛藤も、サンタとの出会いも、虚無さんの苦悩や背負ってきたものの重さも。全て回収し、なおかつそのどれもが温かい」「桃剣と虚無蔵の関係、二代目との確執、この20年が繋がった15分。算太の口から父への言葉…金太が最期に見た算太の幻もここで繋がるこの展開」などとコメントが並んだ。