おぎやはぎの小木博明(50)と矢作兼(50)が29日、テレビプロデューサー佐久間宣行(46)のYouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」に出演。かつて放送された人気バラエティー番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)の名物コーナー「買う」シリーズで芸人らが購入した高級時計などの価格が、現在までに軒並み高騰していることを明かして「みんなウハウハですよ」と語った。

「買う」シリーズは、とんねるずがターゲットの芸人やタレントたちを強制的に連れ出し、高額商品を半ば無理やり買わせるというコーナー。人気を博したが、一方で“パワハラ”だと批判の声も少なからずあった。

おぎやはぎは同番組の準レギュラーを務め、同コーナーでターゲットになったこともあるが、佐久間Pから「(買わされた)みんな結局、値が上がって得してるってうわさを聞いたんですけど」と話を振られると、小木は「すごい上がってるね。田中(卓志)のなんてすごい。倍くらいに上がってるんじゃない」と、うなずいた。アンガールズ田中が購入した高級時計メーカー「パテック・フィリップ」の「ノーチラス」シリーズは購入時400万円程度だったが、矢作いわく、「もう700万~800万(円)」と2倍近い価値になっているという。

また矢作は、スギちゃんがロレックス「デイトナレパード」を約650万円で購入したエピソードにも言及。自身は気の毒に思い、裏で100万~200万円程度のものを勧めていたそうだが、ロケですっかり熱くなっていたスギちゃんは助言を聞かずに「デイトナー」を購入。「それからテレビで何回も着けてるから『元、取りましたわー』なんて言ってたけど、つい最近聞いたらその時計、1200万。ロレックスの値段が上がっちゃってるから」と、こちらも2倍近い価値になっているとした。

矢作自身は、ハワイでマンションを購入する企画があったが、結局買わなかったという。当時は円高で1ドル80円と好条件だったこともあり、現地で勧められた約8000万円のマンションにかなり乗り気になり不動産業者とも連絡先を交換するなどしたが、帰国して冷静になって考え直し、「8000万円はあのとき安く感じたけど、高いしなと思って買わなかった」。その後、円安が続き、ハワイの物価も上昇を続けていることから、「そのマンション買ってたら1500万~1600万円増。すっごい得してた」と、やや残念そうに振り返った。

佐久間Pが「あの頃はパワハラだとか言われてたけど、全員、値が上がってめちゃくちゃ得してる」と指摘すると、小木も「みんなウハウハですよ」と同意した。