NHK大阪放送局は13日、今秋スタートの次々期NHK連続テレビ小説「ブギウギ」の追加キャストを13人発表した。

戦後の大スター“ブギの女王”笠置シヅ子さんがモデル。大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘が大阪・道頓堀にできた少女歌劇団へ。戦争の苦難を乗り越え、スターへと駆け上る姿を描くオリジナル作品。趣里(32)がヒロイン花田鈴子を演じる。

新たに発表されたのは、ヒロイン鈴子の最愛の人となる村山愛助役を水上恒司(23)、幼なじみタイ子役を藤間爽子(28)が演じる。昨年9月から、それまでの「岡田健史」の芸名から本名で活動することになった水上恒司は朝ドラ初出演となる。「村山愛助を演じられるのは世界で私だけである自覚を持って趣里さん演じる花田鈴子と世界で1番ブギウギな音を奏でていきます。『ブギウギ』もうしばらくお待ちくださいませ!」とコメントを寄せた。

「ひよっこ」「ちむどんどん」に続き、朝ドラ出演となる藤間は「タイ子は鈴子とは正反対で引っ込み思案な性格ですが、実はとても芯の通った強い女性。また、家庭環境が少し複雑という背景もあります。戦後を生き抜いてきた、たくましい女性たちの姿を、力強く描いていきたい」とコメント。

銭湯の常連客で易者役をなだぎ武(52)、同じく銭湯の常連客を岡部たかし(50)。鈴子たち梅丸少女歌劇団の団員たちがよく訪れる、大阪・道頓堀にある洋

食屋の配膳係をジャルジャル福徳秀介(39)、洋食屋の料理人をジャルジャルの後藤淳平(38)が演じる。ジャルジャルは朝ドラ初出演。後藤は「小学生の頃、ギリギリまで朝ドラを見てから学校に行っていたぐらい生粋の連続テレビ小説ファンなので、とても光栄です。コンビで出させてもらうのでジャルジャルがコントをしている風に見えないよう、しっかりと物語に入り込みたいと思っています」とコメントした。

他にも升毅らが出演する。