女優田村芽実(24)が、アーティスト、有村佳奈さんとのコラボ展覧会「未完成のエピローグ 有村佳奈・田村芽実の実験室」で「1人音楽朗読劇」に挑戦することがこのほど分かった。初めて脚本、演出を手がけ、自ら出演する。

有村さんの絵画やドローイング作品を展示したアート空間で、田村が自ら創作した音楽朗読劇を披露する試み。タイトルは「つぼみたちのエピローグ」で、少女たちだけが暮らす“秘密の花園”を舞台にしたメルヘンという。

田村は「有村さんの作品から着想を得て、生まれて初めて1人での音楽朗読劇の脚本、演出、作詞、出演を務めます。人生で初めての脚本はいまだにドキドキしていますが、有村さんの存在に助けられながら執筆しました」。友人であり、アートの世界で活躍する有村さんに多くの刺激を受けているとし「有村さんの作品は、呼吸をすることすら忘れてしまうほど美しい。彼女とだからできる表現、挑戦を楽しみにしてほしい」と話す。

一方の有村さんも「ふだん、美術家同士で展覧会を行うことはありますが、異業種の方と展覧会を行うのは初めて。とても刺激的な体験となりました。田村さんの繊細な表情、そして美しくしなやかな動きに、胸を突き動かされながら写真を撮り、絵画作品制作を行いました」。アート×1人音楽朗読劇のセッションに「まさにサブタイトルの『実験室』にふさわしい内容に展開しています」としている。

東京・江東区のEARTH+GALLERYで26日~30日まで開催。