ギラン・バレー症候群を患ったことを公表した俳優小堀正博(37)が10日、インスタグラムを更新。救急搬送された2年前を振り返った。
小堀は「3月10日。今日は自分の2つ目の誕生日と思ってる。2年前の3月10日に僕は救急搬送された」と切り出し、「もしあの時救急車を呼んでいなかったら? 最初に提案された病院に搬送されていたら? 結果選んだ病院で点滴後帰宅を提案された時に帰宅していたら? 間違いなく自宅で人生を終えていた」と自問自答。「『入院出来る病院を探して下さい』『○○病院ってこんな漢字で書く病院ですか? そこがいいです』『帰るのは怖いので念のため入院させて下さい』この言葉が僕の人生を延ばしくれた」と救急搬送時に伝えた言葉を記し、「たった1つの判断で、人生は大きく変わる。それを心の底から実感した」とつづった。
続けて「夜中にかけて全身の力が入らなくなっていく感覚。息が苦しくなっていく感覚。起き上がろうにも声を出そうにも全く何も出来ない感覚。病院に居るのにナースコールも押せず、だだっ広い部屋でカーテン閉められて寝てる状態で。苦しくても怖くても人を呼べなくて、絶望を感じたのは今でも忘れられない。廊下を歩く人の気配を感じて、最後の力を振り絞って暴れて、気づいてもらえた時の安堵感、これも一生忘れることはないだろう」と回想。
「まさかこんなにも健康だった自分が、ギラン・バレー症候群になるとは。まさか死にかけるとは」としみじみと振り返り、「もしもあの時、ボタンをかけ違えていたら、この2年の出会いや経験はなかった」とつづった。
治療を受けて回復し、昨年には俳優復帰も果たした。「病気になる前の人生ももちろん最高やったけど、病気になってからの人生は更に充実してる」と小堀。「沢山の方に支えられてることを実感出来ている。今関わって下さる皆様、応援して下さる皆様、本当にありがとうございます」と感謝をつづった。
厚生労働省のHPなどによると、ギラン・バレー症候群は、一般的には細菌・ウイルスなどによる上気道の感染や下痢などの感染があり、1~3週後に両足に「力が入らない(筋力低下)」や「しびれる(異常感覚)」などの初期症状が現れるとされる。筋力の低下は急速に上方へ進行し、足全体や腕にもおよび、歩行時につまずく、階段を上がれない(運動まひ)に至ることがある。顔の筋肉がまひする、食べ物が飲み込みにくい、声が出にくい、物が二重に見える、呼吸が苦しいなどの症状が起こることもあるという。
症状が軽い場合は自然に回復することもあるが、多くの場合は入院により適切な治療(免疫グロブリン静注療法や血液浄化療法など)を必要とする。



