音楽プロデューサーの小室哲哉(67)が25日、大分県で行われた音楽フェス「ジゴロック2026 supported by ニカソー」(26日まで、大分スポーツ公園)に出演した。

プロデュースするアイドルグループ、365°や女性3人組ユニットOVAL SISTEMとも共演したほか、自身の呼びかけで出演を決めた所ジョージ(71)、とんねるず木梨憲武(64)、演歌歌手の田中あいみ(25)の3人によるユニットともコラボレーション。TM NETWORKの「Get Wild」を披露するなどし、大分の観光地「地獄」のごとく、会場を沸騰させた。

小室はイベント初回から3年連続出演で「こんにちは。1年ぶりですね」とあいさつ。キーボード演奏のほか、木梨らとのコラボステージでは所と共同制作の新曲「Imagination」も初披露。小室がつくったコードに所が歌詞とメロディーをつけたといい「切れ目なくどんどんつないでいっていかないと置いてけぼりになっちゃう曲なので。2人のコネクションでいろんな人に歌っていただけると思いますし、そうなればいいですね」と曲の継承へ期待を込めた。

大分県は思い入れの強い場所だ。元妻のglobeのKEIKOの故郷でもあり、「昔から臼杵や津久見、竹田とかによく行っていましたね。今も残る昔ながらの町並みが好きで。竹田市の野焼きを見に行ったり、臼杵市の祇園まつりに行ったりね」。今回の会場の大分スポーツ公園にはかつて自身の会社「トライバルキックス」がスポンサーをしていたこともあるJ2大分トリニータのホームスタジアム、クラサスドーム大分もあり「トリニータの試合に行っていた時期もありました。良いことも悪いこともいろいろありましたけど、20年経って、思い出深いところになりましたね」と話した。

「年齢もありますけどね」としつつ、昨今はフェス出演は断っている数の方が多いことも明かした。そんな中で昨年は中森明菜、今年は木梨、所ら大物とのコラボステージを大分の地で精力的に披露している。3度目の開催を迎え、ひとつの形も見えてきたとし「アーティストが誰とかではなく、普通のフェスとは違う、お祭りみたいなものかな。地方創生に近い感じで、来た人が飲んだり食べたり音楽を聴いたり、そういうイメージを感じました」と力を込めた。

最近プロデュースを始めた365°とOVAL SISTEMには「忙しくて来られなくなるくらいになってほしいなと思っています」とゲキを飛ばし、木梨らに関しては「出た方が楽しかったかどうかが一番ですね。(そういう意味では)よかったと思います」。自身もステージでは演奏のほか、積極的にマイクの前にも立ち、集まった約8000人を熱狂させた。TRFからDJ KOOやYU-KIらも出演。大分の地で響く“TKサウンド”は、まだまだこれからも続く。【松尾幸之介】