新馬戦から雲取賞までの対象競走で一定のポイントを獲得した大井所属馬に米G1サンタアニタダービーの出走枠が与えられる「サンタアニタダービーポイント」。創設5年目を迎えた今年、無傷の4連勝でハイセイコー記念を制したマンダリンヒーロー(牡3、藤田)が雲取賞2着でポイントを上乗せ。基準の200ポイントを大幅にクリアする270ポイントを獲得したことで、制度初の遠征が決まった。
藤田師は「この制度ができてサンタアニタの競馬をよく見るようになって、あの場所に自分の厩舎の馬を連れて行けたらなと。なかなか(ポイントの)達成が難しいと思っていたところにマンダリンヒーローが現れて、今年行かなかったらたぶん一生後悔するなという気持ちがあって」。オーナーも了承。創設当初から並々ならぬ意欲を燃やしてきた師の執念が実った。
4月8日の当日に向け、22日に小林の検疫厩舎に移動。29日に成田からロサンゼルスに飛ぶ。このレースは「ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー」で最高の1着100ポイントに設定。来週末にも現地を視察予定の師は「ここ数年のサンタアニタダービーは少頭数が多かった。今年どうなるかは分かりませんが、なんとかケンタッキーダービーにも行きたいですね」。上位に入れば、あの夢の舞台が待っている。【牛山基康】



