「全日本的なダート競走の体系整備」により4月に移動した川崎記念。今年から趣の変わった大舞台はライトウォーリア(牡7、内田)が逃げ切りで制した。96年に中央交流となってから川崎所属馬の勝利は今回が3頭目。あれから約2カ月半、今度は川崎所属馬の初制覇を目指して26日大井の帝王賞(Jpn1、2000メートル)に臨む予定だ。

2歳8月のデビューから30戦目、中央から転入後の11戦目だった川崎記念で初めてJpn1のタイトルを奪取。遅咲きがようやく開花した。間隔を空けた方がいいとのことで、同舞台で争われる地元トライアルの報知オールスターCが2月に移動したのも功を奏したのだろう。それを勝ち、そこから約2カ月で本番というローテーションも合っていたようだ。当日、ウイニングランでうれしさを爆発させていた吉原騎手も「出来はピカ一。今までにない仕上がりだった」と状態の良さを口にしていた。

残念ながら翌日の紙面では川崎記念の結果をあまり大きく扱えなかった。それを吉原騎手にわびると「1面でお願いします」との返事が。帝王賞で再び大仕事をやってのけた暁には…。デスク、今度こそよろしくお願いします。【牛山基康】