米国では来月6日のケンタッキーダービー(G1、ダート2000メートル、チャーチルダウンズ)に向けた各地区の重要前哨戦が行われる季節を迎えています。
西海岸では大井競馬所属のマンダリンヒーロー(牡、藤田、父シャンハイボビー)の挑戦で注目が集まるG1サンタアニタダービーが現地8日、土曜日にスタートします。
出走は9頭。人気はプラクティカルムーブ(牡、T・ヤクティーン、父プラクティカルジョーク)に集まっています。昨年は5戦2勝、2着1回、3着2回。重賞初挑戦となったボブホープS(G3、ダート1400メートル、デルマー)は、のちにサウジダービーで際どい2着したハヴナメルトダウンの3着でしたが、続くロスアラミトスフューチュリティ(G2、ダート1700メートル、ロスアラミトス)を制して2歳戦を締めくくりました。今年初戦となった3月4日のサンフェリペS(G2、ダート1700メートル、サンタアニタ)もそつのない競馬で、サンタアニタダービーに駒を進めるガウロケットライド(牡、R・マンデラ、父キャンディライド)を退けています。
米国ではケンタッキーダービーに向けて昨年冬から6回に分けた前売り発売を行っています。4月1日に締め切られた最終前売りの結果によるとプラクティカルムーブの単勝は15倍で、ピックアップされた39頭の中で5番手評価になっています。
前売りでの1番人気は昨年の2歳王者で、今シーズンもG2ファウンテンオブユースSとG1フロリダダービーを連勝しているフォルテ(牡3、T・プレッチャー、父ヴァイオレンス)。予想単勝は3・5倍で、現段階の大本命です。
ちなみに11倍の2番人気は3月25日のG2ルイジアナダービーで不敗3連勝を飾ったキングスバーンズ(牡、T・プレッチャー、父アンクルモー)と、3月11日のG3タンパベイダービーを制して、4戦3勝としたタピットトライス(牡、T・プレッチャー、父タピット)が分け合って、その次にUAEダービー優勝のデルマソトガケ(牡、音無、父マインドユアビスケッツ)が14倍で続いています。
プラクティカルムーブのオッズはデルマソトガケに続く15倍。サンタアニタダービーに参戦する馬たちはガウロケットライドが34倍、BCジュベナイルで3着したナショナルトレジャー45倍、G2サンフェリペSで3着に飛び込んだスキナー50倍、今年デビューで3戦1勝のアイドントゲットイットが100倍となっています。
サンタアニタダービーの前売りではプラクティカルムーブが断然の1番人気に推され、2番手グループにガウロケットライド、ナショナルトレジャー、スキナーの3頭が並び、マンダリンヒーローは単勝9倍前後の5番手評価となっています。
プラティカルムーブはここで勝ち負けすれば本番でも上位人気が予想される大物。2番手グループの3頭の壁も決して低くはありませんが、マンダリンヒーローには下馬評を覆す走りを期待したいと思います。
<サンタアニタダービー(G1、ダート1800メートル、サンタアニタパーク)>
馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教師
(1)アイドントゲットイット 牡 56・0 M・グティエレス D・オニール
(2)ダズルミーシルバー 牡 56・0 K・デザーモ K・デザーモ
(3)ガウロケットライド 牡 56・0 F・プラ R・マンデラ
(4)ワンインヴァーミリオン 牡 56・0 H・ベリオス J・クルージャック
(5)プラクティカルムーブ 牡 56・0 R・ヴァスケス T・ヤクティーン
(6)ナショナルトレジャー 牡 56・0 J・ヴェラスケス T・ヤクティーン
(7)スキナー 牡 56・0 V・エスピノーザ J・シレフス
(8)マンダリンヒーロー 牡 56・0 木村和士 藤田輝信
(9)ローエクスペクテーションズ セン 56・0 U・リスポリ A・ガルシア
(ターフライター奥野庸介)
成績等は2023年4月7日現在
※4月14日は休載します。次回更新は4月21日の予定。



