データが語る

湘南鈴木冬一 中田英寿以来の10代2アシスト

Jリーグのデータを独自の視点で分析する「データが語るJリーグ」を、今年も随時掲載します。東京オリンピック(五輪)イヤーの今年は大会終了まで、五輪関連の話題を取り上げる予定です。第1回はU-23日本代表候補の湘南ベルマーレMF鈴木冬一(19)。21日のJ1開幕戦で、あの中田英寿氏以来の快記録を達成しました。

練習でパスを出す鈴木(19年12月25日撮影)
練習でパスを出す鈴木(19年12月25日撮影)

東京五輪代表入りを狙う19歳の湘南MF鈴木が、J1開幕節の浦和レッズ戦で2アシストをマークした。クラブの10代選手がJ1リーグ戦で1試合2アシストは、平塚時代を含め、95年のMF中田英寿以来25年ぶり2人目の快記録となった。前半7分に左サイドからのクロスでFW石原直の今季J1第1号をアシスト。後半20分にも左足のクロスをMF山田の頭にピンポイントで合わせた。

高精度の左足クロスとスピードを生かしたドリブルで左サイドの攻撃を活性化。新人だった昨季はリーグ戦22試合の出場でアシストはなかったが、今季は「2桁アシスト」を目標に掲げる。チームは敗れたものの、開幕戦から目に見える結果を残し、東京五輪代表入りをアピールした。

17年のU-17W杯にMF久保建英(マジョルカ)らとともに出場し4試合1得点。19年のU-20W杯でも3試合に出場した。次はU-23の東京五輪。クラブのレジェンドである中田氏同様、全ての年代別世界大会出場を目指し、左足のクロスに磨きをかける。【石川秀和】

◆鈴木冬一(すずき・といち)2000年(平12)5月30日、大阪府東大阪市出身。セレッソ大阪の下部組織、長崎総合科学大付を経て19年に湘南加入。17年U-17W杯、19年U-20W杯の日本代表。19年3月9日の鹿島アントラーズ戦でJ1リーグ戦に初出場し、J1通算23試合0得点2アシスト。165センチ、61キロ。利き足は左。

東京対湘南 前半、競り合う東京DF室屋(左)と湘南MF鈴木(19年11月23日撮影)
東京対湘南 前半、競り合う東京DF室屋(左)と湘南MF鈴木(19年11月23日撮影)

Jリーグの試合データを多角的に分析し、驚きの結論を導き出します。

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