J1アルビレックス新潟の36歳DF舞行龍ジェームズが11日、1-1で引き分けたホームの浦和戦にフル出場し、「ミスターアルビレックス」の記録を更新した。36歳7カ月14日での出場は、クラブJ1最多256試合出場のMF本間勲が17年にマークした36歳7カ月13日を抜き、クラブJ1歴代3位の年長出場となった。最年長は今季も記録を更新し続けるDF千葉和彦で39歳9カ月8日、2位が12年のGK小沢英明で38歳0カ月14日となっている。

23歳のDF稲村隼翔がベンチを外れた中、36歳のベテランDFがセンターバック(CB)の左側に入り、右のDFゲリアとコンビを組んだ。左利きの稲村と先発したときの舞行龍は逆の右側。ニュージーランド代表経験もあるCBは左右両方でプレー可能な頼りになる存在だ。

過去32戦でわずか1勝だった浦和戦の試合終盤。舞行龍が相手の攻撃を高い打点のヘッドでクリアしたところで試合終了の笛がなった。今回の年長出場記録は、今後への期待が高まる年少記録とは違い、その選手の健在ぶりを示している。

だがその一方で、若手の台頭が足りないがゆえの達成ともいえる。失点減へ。チームとしては稲村のさらなる奮起とともに、期限付き移籍から今季復帰した184センチの25歳DF岡本将成らの突き上げも求められそうだ。【石川秀和】