【ボゴール(インドネシア)28日=岡崎悠利】サッカーU-21(21歳以下)日本代表を率いる森保一監督(50)が、「東京オリンピック(五輪)経由ワールドカップ(W杯)行き」という意識の改革を選手に求めた。チームは今日29日のアジア大会準決勝UAE戦を前に宿舎で調整。その昼食後、指揮官は取材陣に対応し、自身のビジョンについて語った。
森保監督ははっきりと言った。「選手には五輪経由のカタール行き、とは思わないでほしい」。A代表との兼任監督という立場から、若手選手を積極的にA代表へ引き上げる考えはある。ただ五輪代表は年齢制限があるとはいえ、若手のアピールの場だとは捉えていない。「W杯や予選を戦うA代表の選手に、東京五輪にきてもらうということ。オーバーエージ(OA)も含めて競争してほしい。でないと勝てない」。五輪本番だけでなく、早い段階からのOAの招集も視野に入れる。OAに枠を渡さないだけの実力を五輪世代に求める狙いもある。
今回招集した20人はアジア大会で4強まで駒を進めた。ミーティングで東京五輪に話が及ぶと、臆すことなく金メダルを目標に掲げる声が選手から上がるというが、A代表で戦える選手がそろえば夢ではない。目標はあくまでA代表で、その過程に五輪がある。そんな強気な意識を持ってほしいと指揮官は望んでいる。



